4.01 審判員の任務〈3.01〉
審判員は、試合開始前に、次のことをしなければならない。

(a) 競技に使用される用具、およびプレーヤーの装具が、すべて規則にかなっているかどうかを厳重に監視する。
(b) 塗料、チョーク、その他の白色材料で引かれた競技場の諸線(図表1、2の太線)が、地面または芝生からはっきりと見分けがつくようにできあがっているかどうかを確かめる。
(c) 正規のボール(リーグ会長がホームクラブに対して、その個数および製品について証明済みのもの)を、ホームクラブから受け取る。審判員はボールを検査し、ボールの光沢を消すため特殊な砂を用いて適度にこねられていることを確認する。審判員は、その単独判断でボールの適否を決定する。
【注】アマチュア野球では、ボールはホームチームまたは主催者が供給する。
(d) 正規のボールを少なくとも1ダース、必要に応じてただちに使用できるように、ホ ームクラブが準備しているかどうかを確かめる。
(e) 少なくとも2個のボールを予備に持ち、試合中、必要に応じてその都度、予備のボ ールの補充を要求する。これらのボールを、次の場合に使用する。

(1) ボールがプレイングフイールドの外へ出た場合。
(2) ボールが汚れた場合、あるいはボールがなんらかの理由で使えなくなった場合。
(3) 投手がボールの交換を求めた場合。
【原注】球審は、ボールデッドとなりすべてのプレイが終わるまで投手にボールを手渡してはならない。フェアの打球または野手の送球がプレイングフイールドの外へ出た場 合は、走者および打者が与えられた塁に達するまで、予備のボールを渡してプレイを 再開してはならない。また、打者がプレイングフイールドの外へ本塁打を打ったときは、その打者が本塁を踏み終わるまで球審は、新しいボールを投手または、捕手に手渡してはならない。

(f) 試合開始前に公認ロジンバッグが投手板の後方に置かれていることを確認する。
(g)〈4.14〉球審は、暗くなったので、それ以後のプレイに支障をきたすと認めたときは、いつでも競技場のライトを点灯するように命じることができる。

<4.01 第3版解説 ロジンバック より>

審判員は、試合開始に先立ち、公認ロジンバッグが投手板の後方に置かれていることを確認する。(4.01(f))

試合が始まると、ロジンバッグが投手板の横に置かれ、ロジンバッグの白が打者の目に飛び込んできたり、あるいは投手が頻繁にロジンバッグに触りに行く原因となったりするので、それを抑制するためにも、ロジンバッグは投手板の後方に置かれていることを審判員は常に確認しなければならない。

雨天の場合、球審の判断でロジンバッグを投手のユニフォームのポケットに入れることを認める。