4.07 安全対策
(a)〈3.15〉試合中は、ユニフォームを着たプレーヤーおよびコーチ、監督、ホームチームによって公認されている報道写真班、審判員、制服を着た警官、ならびにホームチームの警備員、その他の従業員のほかは、競技場内に入ってはならない。
(b)〈3.18〉ホームチームは、秩序を維持するのに十分な警察の保護を要請する備えをしておく義務がある。1人もしくは2人以上の人が試合中に競技場内に入り、どんな方法ででもプレイを妨害した場合には、ビジティングチームは、競技場からそれらの人々が退去させられるまで、プレイを行なうことを拒否することができる。
ペナルティ ビジティングチームがプレイを行なうことを拒否してから、15分を経過した後、なお適宜な時間をかけても競技場からそれらの人々が退去させられなかった場合には、球審はフォーフィツテッドゲームを宣告してビジティングチームの勝ちとすることができる。
【注1】ここにいう〝適宜な時間〟とは、球審の判断に基づく適宜な時間を意味する。
フォーフィッテッドゲームは、同僚との協議の末、球審がとる最後の手段であって、すべての手段が尽き果てた後に、初めてこれを宣告するもので、料金を払って試合を見にきているファンを失望させることは極力避けなければならない。
【注2】アマチュア野球では、ホームチームに代わって大会主催者、連盟などがその責にあたる。

<4.07a 第2版解説 インプレイのときベースコーチが使用球を受け取る より>
インプレイのとき、野手がスリーアウトになったと勘違いしてベースコーチにボールを渡すことがある。アマチュア野球では、トラブルを防ぐために、スリーアウトになったときは、ボールをマウンドに転がすか、投手板の上に置くように指導しているが、依然ベースコーチに投げて渡す行為がよくみられる。
野手の投げたボールをうっかりベースコーチが受け取ってしまった場合、ベースコーチがボールをすぐに手放せばそのままプレイは続行されるが、ベースコーチが暫くボールを保持してしまったときは、ボールデッドとし、走者はボールデッドになったときに占有していた塁にとどめる。(アマチュア内規①)

<4.07a 第2版解説 インプレイのとき審判員が使用球を受け取る より>
前記同様、スリーアウトと勘違いした野手が、使用球を審判員に手渡したのを審判員が受け取った場合は、規則6.01dを準用し、審判員が使用球を受け取ると同時にボールデッドとし、受け取らなかったらどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる。(アマチュア内規①)
なお、前記の「3.インプレイのときベースコーチが使用球をうっかり受け取る」と同様、審判員が使用球を受け取った場合も、守備側のうっかりミスだが、ベースコーチと審判員の場合とで処置が異なるのは、審判員は観客が受け取ったときと同様第三者であることから、審判員が受け取った時点で即ボールデッドとなる。しかし、ベースコーチの場合は、ベースコーチがボールを保持してしまわない限り、つまりベースコーチがボールを受けてもすぐ手放せば(“触れた”と同じ状態)、プレイに支障はないとしてプレイを優先し、そのままプレイを続けさせる。