(b)〈8.03〉準備投球

投手は各回のはじめに登板する際、あるいは他の投手を救援する際には、捕手を相手に8球を超えない準備投球をすることは許される。この間プレイは停止される。
各リーグは、その独自の判断で、準備投球の数を8球以下に制限してもさしつかえない。このような準備投球は、いずれの場合も1分間を超えてはならない。
突然の事故のために、ウォームアップをする機会を得ないで登板した投手には、球審は必要と思われる数の投球を許してもよい。

第3版解説 投手のウォーミングアップの制限 より>

投手は各回のはじめに登板する際、あるいは救援で登板する際には、8球を超えない準備投球をすることが許される。各リーグは、その独自の判断で、準備投球の数を制限しても構わない。ただし、いずれの場合も1分間を超えてはならない。(5.07(b))

もし突発事故で投手がウォームアップの時間もなく(たとえば登板中の投手が負傷したり、退場したりした場合)試合にでてきた場合、審判員はその新たに出てきた投手に必要と思われる数の投球を許すことができる。この投手は、ブルペンではなく、マウンドでウォームアップすることになる。

もし投手が同じイニングに別の守備位置につき再びマウンドに戻った場合(イニングに一度だけ許される)、審判員は通常の8球を認める。

新しい投手が告げられたとき、その投手は審判員のコールで速やかに投手板を踏まなければならない。

なお、社会人野球および大学野球では、2015年に「社会人及び大学野球における試合のスピードアップに関する特別規則」を定め、投手の準備投球を5球以内とした。

しかし、社会人野球では、2018年のシーズンから規則5.10(k)を厳格適用することとし、投手のベンチ前でのキャッチボールを禁止した。このため、日本野球連盟(社会人野球)内規を「準備投球については規則5.07(b)に準ずる」と変更し、投手の準備投球を1分、8球以内とし、その1分の計時は、 「投手が準備投球をスタートした時点から」とし、また、ベンチ前での野手のキャッチボールも同様に禁止した。なお、球場内にあるブルペンでのキャッチボールは認 めることとしている。