02:投手が反則投球をして打者が外野飛球を打ち野手に捕球された。

■状況:

無死、走者無、カウント0B-0S、投手が二段モーション(ノーワインドアップでの中断、自由な足を止める等)の投球を打者が打ちレフトフライとなり外野手が捕球した。

■ジェスチャー:

① 反則投球を確認した球審(発生のみ)または当該審判員は、投手を右手で指さして「反則投球」“ That’s an illegal pitch !” (“ Illegal pitch !”) を宣告する。

② 外野手の捕球を確認したら、宣告した審判員は大きく前へ出て『タイム』をコールする。他の審判員も『タイム』を同調する。

③ 宣告した審判員は、投手を右手で指さして「反則投球」“ That’s an illegal pitch !” (“ Illegal pitch !”) を再度宣告する。中断、変更の場合は動作を入れる。

④ 打者走者を右手で指さし『バッター打ち直し』“ You, back at bat !”と指示する。

⑤ 球審が宣告した場合:公式記録員に向かって左手人差し指を立ててボールをカウントする。
  球審以外が宣告した場合:球審に『ボール』をカウントすることを示す。

⑥ 球審は頭上で『ボールカウント1B-0S』を表示し試合を再開する。

■適用規則:反則投球【5.07a1①a2②、6.02a5、6.02b、定義38】

塁に走者がいないときに、投手が反則投球をした場合には、その投球には、ボールが宣告される。ただし、打者が安打、失策、四球、死球、その他で一塁に達した場合は除く。

【原注】投球動作中に、投手の手からとび出したボールがファウルラインを越えたときだけボールと宣告されるが、その他の場合は、投球とみなされない。塁に走者がいれば、ボールが投手の手から落ちたときただちにボークとなる。
【注】球審は、反則投球に対してボールを宣告したならば、それが反則投球によるものであることを投手に指摘する

■場内または伝令への説明

投手の投球動作に関して中断、変更を確認したので投球を『ボール』とし打者は打ち直しとします。

タイトル:反則投球の具体的事例7

① ワインドアップポジション
● 振りかぶった両手を頭の上で止める
● 振りかぶった両腕を何度も上下させる
● 両手を振って身体の前方で合わせた後に動作が止まる
● 自由な足を一歩後方に引いた後に動作が止まる

② セットポジション
●完全に動作を静止しない

③ ワインドアップポジションとセットポジションに共通
● 自由な足を上げてから一時的に止める
● 自由な足を上げるとき意図的に段階をつける(2段モーション)
● ボールを投げる直前に、離した投げ手を再びグラブに合わせる