113:2ストライク後の投球を打者が見逃してストライクが宣告されたが、打者はそのまま打者席に残り、守備側も審判員も気づかずプレイが続けられ、打者は次の投球を打ってヒットとなった。どう措置するか?

措置:その打者の次の打者に対して投手が1球を投じる前に、誤りに気づいて訂正を申し出れば、正しい状態に戻せる。訂正を申し出るのは、監督や選手、審判員など誰でもできる。また、公式記録員は9.01(b) (2)【注】に定めるように誤りを知らせることができる。

2019年の改正で8.02 (c)の末尾に次の一文が追加された。

「投球カウントの誤りの訂正は、投手が次の打者に1球を投じるまで、または、イニングや試合の最終打者の場合には、守備側チームのすべての内野手がフェア地域から離れるまでに行わなければならない。」

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