145:ツーアウト走者三塁。打者が投手左前に当たり損ねのゴロを打った。投手はそれを捕って本塁に突っ込んできた三塁走者をアウトにしようと本塁に送球した。しかし、走者はうまくスライディングして本塁はセーフ。その後、捕手は一塁へ転送しようとしたが、その走者に足を払われ、送球することができなかった。この場合の審判員の処置は?

措置:例題144と異なり、ツーアウトの場合は状況が変わってくる。本塁を踏んだ三塁走者は、まだ「得点したばかりの走者」とはいえず、厳密には「仮に得点したばかりの走者」となり、「得点したばかりの走者の妨害」ではなく、「味方のプレーヤーの妨害」によって、打者走者にアウトが宣告される。したがって、ツーアウトで、打者走者が一塁に達するまでのアウトだから、規則5.08 (a)[例外]および同(1)によって、得点は記録されないことになる。