152:ノーアウト走者一塁でセカンドゴロ。二塁手は走者にタッグしようとした。ところが、走者は二塁手がプレイできないよう、故意に二塁手のグラブをはたいたり、二塁手に抱きついたりしたと、審判員が判断した。措置は?

措置:走者は明らかにダブルプレイを防ぐ目的で故意に野手を妨害したので、一塁走者および打者走者ともアウトが宣告される。

故意の妨害 

妨害行為かどうか、審判員は走者にその意図があったかどうかで判断する。もし審判員が、走者が明らかに併殺を防ぐ意図で野手を妨害したと判断すれば、その走者と打者走者をアウトにする。そうでない場合は、走者だけがアウトになる。しかし、すでにアウトになった走者が守備を妨害した場合は、対象となった走者にアウ卜を宣告する。(6.01 (a)(5))    

規則5.09 (a) (13)、5.09(b) (3)、6.01 (a) (5)、6.01(j)、アマチュア内規⑩参照

Category: 07走者の守備妨害