154:ノーアウト走者二塁。打者がレフト前にヒット。二塁走者が三塁を回ったところで三塁ベースコーチの肉体的援助があった。レフトからの送球は、7-2-4と渡って、打者走者を二塁でアウトにしようとした。措置は?

措置:この場合、二塁走者に直接プレイが行われていたのか、あるいはそうではなく、プレイを流してしまうのか(つまり打者走者に対する二塁でのアウトまたはセーフのプレイを生かす)といった議論がある。しかし、事例のように、送球が走者の方に向かってきていたとすれば、その走者に対して直接プレイが行われていたと解するのが妥当と考える。

したがって、このケースは、即ボールデッドとなって二塁走者はアウト、打者走者は一塁に戻るというのが正しい処置となる。

一方、走者二塁。打者がレフト前にヒットを打った。二塁走者が三塁を回ったところで三塁ベースコーチの肉体的援助があった。レフトは、本塁にではなく、打者走者をアウトにしようと二塁に送球したような場合、打者走者は二塁でアウトになるかセーフになるか、そのままプレイを流す。プレイが落ち着いた後に、タイムをかけ、二塁走者に肉体的援助でアウトを宣告する。

ベースコーチの肉体的援助        

三塁または一塁ベースコーチが、走者に触れるか、または支えるかして、走者の三塁または一塁への帰塁、あるいはそれらの離塁を、肉体的に援助したと審判員が認めた場合、(守備の対象であった)走者の守備妨害として、その走者にはアウトが宣告される。(6.01 (a)(8))

1972年までは、走者に対してプレイが行われている場合という条件付きだったが、1973年からはプレイがあったか否かに関係なく、援助そのものが罰せられるようになった。