167:ライトゴロになるようなケースで、打者走者が一塁に到達する前に走塁を妨げられた。措置は?

措置:外野手から直接打者走者に対するプレイがあった場合(“ライトゴロ”のケース)、内野ゴロのケースと同様、(1)項扱いとする。

①走塁を妨げられた走者に対してプレイが行われている場合(6.01 (h)(1))

たとえば次のような場合、

(1)ランダウンプレイ中に走塁を妨げられた

(2)野手が走者をアウトにしようと塁へ直接送球したときにその走者が走塁を妨けられた

(3)打者走者が内野ゴロを打ち、一塁へ到達する前に走塁を妨げられた

(4)打者がライト前に打ち、いわゆる“ライトゴロ”のようなケースで、打者走者が一塁へ到達する前に走塁を妨げられた

(5)その他走塁を妨げられた走者に対して直接プレイが行われているとき

この①項の場合、審判員は直ちに“タイム”(両手を頭上に)をかけ、“ザッツ・オブストラクション”とはっきりと大きな声で宣告し、妨害した野手を右手で指差す(ポイントする)。ただちに、ボールデッドになり、すべての走者はオブストラクションがなければ達したであろう塁まで進塁できる。また、妨害された走者は、妨害発生のときに占有していた塁よりも少なくとも1個の塁が与えられる。

①項は、送球がインフライトの状態にあるときにオブストラクションが発生した場合にも適用される。この場合、審判員は塁を与えるに当たって送球の結果を考慮に入れる。たとえば、オブストラクションが発生したとき(審判員はタイムをかけた)、送球はインフライトの状態にあり、そして送球が悪送球となってボールデッドの個所に入った場合、すべての走者には2個の塁が与えられる(5.06(b)⑷G)

(たとえボールデッドの前に審判員がタイムをかけていても)。こういうケースでは、審判員は、送球がオブストラクションの前になされたのか後なのかを判断しなければならない。審判員がオブストラクションの後に送球がなされたと判断した場合、妨害を受けた走者は妨害発生のときに占有していた塁から1個の塁が与えられるにすぎない。