20:打者の勘違い(カウントを間違え一塁へ、一塁走者がアウト)

1、状況:

二死、走者一塁、カウント2B-1S、次の投球がボール(3B-1S)のとき打者がカウントを勘違いして、ボールフォアと思い込み一塁へ走り出した。それにつられるように一塁走者が二塁へ、捕手は二塁へ送球し一塁走者を楽々OUTとした。攻撃側はカウント誤りではないかとの思いがありベンチからしばらく守備に就かないので審判が促し再開した。

2、ポイント:

高校野球の場合、打者の勘違いに対し球審が指導する(未然に防ぐ)ということが大切である。球審はなぜ勘違いが起きたかを考える。
審判としては逆のケースも考えられるため、少なくとも、球審と二塁審判(電光掲示が正面から確認できる審判)は常にカウントを確認することが重要である。
万が一、自らのゲージのカウントと、電光掲示のカウントが誤っているときは、即時にタイムを取りカウントを修正する

3、ジェスチャー:

① 球審はカウントコールを最低、投球の3球に一回は行う。(今回のケースではカウントコールをしていなかった)、また、打者が勘違いで一塁へ走り出そうとしたときは大きな声でカウント(3ボール1ストライク)をコールする。

球審は最大限の努力をしたこと、一塁および二塁審判は選手の勘違いが判っていても「タイム」などで試合を停止することはできない。(全てインプレイである)
 

4、適用規則: 審判員の『タイム』の宣告【5.12b8】

審判員はプレイの進行中に、〝タイム〟を宣告してはならない。ただし、(2)項(ライトの故障)、または(3)項後段(突発事故)に該当するときは、この限りではない。

5、場内または伝令への説明

攻撃側の勘違いによるプレイのため、ベンチに速やかに守備に就くよう促す。