300-1用具・ユニフォーム:打者が違反のバットをもって打席に入った。どう処置したらよいか。

措置:違反のバットには次の2種類が’あり、処置も違ってくる。
【1】
①太い部分が6.6センチ、長さが106. 7センチを超えるもの。
② 先端をえぐったバット(カップバット)で、えぐった部分が深すぎたり、くぼみの断面が’椀状でないもの。
③ バットの握りの部分に握りやすくするため、なにかを付着することは許されるが、グリップの端から45. 7センチを超えて加工をしたもの。
 この各項に抵触するバットを使用しても、打者をアウトにすることはできない。また、打撃中であれば適合バットに取替えさせる。(3.02c【付記】)

【2】
 打者がいかなる方法であろうとも、球の飛距離を伸ばしたり、異常な反発力を生じさせるような改造、加工したと審判員が判断するバット。
 打者がこのようなバットを使用したときは勿論、使用しようとしたときも、打者は反則行為でアウトになる。(6.03a⑸)
「連盟では、審判員が試合開始に先立って両チームの用具を点検して、違反のバット、公認でない金属バットなどを取り除き大会本部で預かる。」審判員に関する取り決め事項二6)

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