53:ノーアウト満塁、内野手は前進守備態勢を取った。打者が三遊間を真っ二つに割る打球を放ち、このレフト前に抜けそうな打球に三遊間で走者が当たってしまった。

07走者の守備妨害 (1)

措置:走者は、内野手(投手を含む)に触れておらず、 また内野手の股間、側方を通過したのでもない打球にフェア地域で触れたことによりアウトが宣告される。打者走者は一塁へ、一塁走者は押し出されて二塁が与えられ、三塁走者は三塁に戻されて、1アウト満塁で試合が再開される。 5.09(b)(7)2021改正

改正:「走者が、フェアボールにフェア地域で触れた場合」は原則として、すべてアウトであることを明確にしたものです。打球が内野手を通過したかどうかは問わないことになり、これまでのわれわれの規則解釈を変更するものです。ただし、これには例外があり、それは、5.06(c)(6)ボールデッドの項および6.01(a)(11)走者の妨害の項に記載されている、以下の二つのケースです。

・いったん内野手(投手を含む)に触れたフェアボールに触れた場合。

・1人の内野手(投手を除く)に触れないでその股間または側方を通過したフェアボールに、すぐその後方で触れても、この打球に対して、他のいずれの内野手も守備する機会がないと審判員が判断した場合。

この2つのケースは、いずれも守備側のミスした打球 (ボールに触れる、トンネルなど)まで避けることを走者に課すことはできないとの考え方から定められたものです。