2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 140:ワンアウト走者一塁。走者は走っていた。打者はピッチャーゴロ。投手はそれをはじき、打球は二塁手の方に転がった。走者は二塁ベースに向かっていたので、進路が変わった打球に守備しようとしていた二塁手を避けることができずにぶつかってしまった。どう措置するか? 措置:妨害が宣告され、一塁走者はアウトになる。進路が変わったとはいえ、このケースはまだ打球であり、走者は野手を避けねばならない。打者走者には一塁が与えられる。 打球がいずれかの内野手(投手を含む)に触れた(あるいは触れて […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 139:ワンアウト走者一塁。走者は盗塁。打者の打球はピッチャーゴロ。投手はそれをはじき、打球は二塁手の方に転がった。二塁手は確かにその打球を守備する機会があった。しかし、打球は二塁手の前で走者に触れた。どう措置するか? 措置:一塁走者はアウトではない。ボールはインプレイである(故意による妨害ではない場合)。次のプレイ140と比較すること。 打球がいずれかの内野手(投手を含む)に触れた(あるいは触れて進路が変わった)後に、その打球が偶然走 […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 138:ワンアウト走者二塁。打者は三遊間にゴロを打った。三塁手、遊撃手ともに打球を追った。打球は三塁手がはじいて遊撃手の方に転がった。遊撃手が守備しようとしたが、三塁に向かっていた走者に打球が触れてしまい、守備することができなかった。どう措置するか? 措置:二塁走者はアウトにはならす、ボールインプレイである(故意ではない場合)。もし走者に触れなかったら遊撃手は守備ができたであろうが、打球は最初の野手に触れて進路が変わったので、走者には責めがない。 打球がいずれかの内野 […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 137:走者ー・ニ塁、三塁手はバントに備えて、ベースパスより少し前に位置していた。走者はダブルスチール。打者はバントと見せかけて打ったが、三塁手へのゴロとなった。これを三塁手がトンネルし、打球は三塁手のすぐ後方で二塁走者に触れた。2つのケース:(a)遊撃手は打球に対して守備しようとしていた。(b)遊撃手は守備する位置にいなかった。 どう措置するか? 措置:(a)のケースでは、二塁走者はアウト。打球は三塁手の股間を通過したが、他の野手が守備する機会があった。(b)のケースでは、インプレイの状態におかれる。打球は三塁手の股間を通過し、他の野手も守備する機会がなかった。 […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 136:走者一・二塁で、一塁手および三塁手はバントに備えて前進守備。このとき走者はダブルスチールをした。打者はバントと見せかけて打って、打球は前進守備の三塁手を超える高いゴロ(チョッパー)となった。打球は二塁走者に触れた。2つのケース:(a)遊撃手は打球に対して守備しようとしていた。(b)遊撃手は打球を守備する位置にいなかった。 どう措置するか? 措置:(a) (b)いずれのケースも、例外規定に該当しないので、フェアの打球に、フェア地域で触れたという理由で、二塁走者にはアウトが宣告される。 2020年の改正は、「走者が、フェアボールに、フェア地域で触れた場合」は原 […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 135:走者一塁、一塁手は走者の前で守備していた。打者は一塁手の横にゴロを打ち、一塁手はそれに飛びついたが捕れず、その直後、走者がこの打球に触れた。どう措置するか? 措置:このケースは、一塁手の“側方”を通過した打球とはみなされない。2つの例外規定には当たらないので、フェアの打球に、フェア地域で触れたという理由で走者にはアウトが宣告され、打者走者には一塁が与えられる。 2020年の改 […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 134:ノーアウト満塁、内野手は前進守備。打者が三遊間を真っ二つに割る打球を放ち、このレフト前に抜けそうな打球に三遊間で二塁走者が触れた。どう措置するか? 措置:走者は、内野手(投手を含む)に触れておらず、また内野手の股間、側方を通過したのでもない打球にフェア地域で触れたことによりアウトが宣告される。打者走者は一塁へ、一塁走者は押し出されて二塁が与えられ、三塁走者は三塁に戻 […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 133:走者満塁、内野手は前進守備。打球は三遊間を抜けるヒット(三塁手も遊撃手も打球に触れない)になると思われたが、二塁走者がその打球に触れた。どう措置するか? 措置:二塁走者をアウトにする。 この例題の回答(フェアの打球が走者に触れた場合の解釈)については、次の2通りのものがあり、MLBのアンパイアでも意見が分かれていたようであった。 ①5.09(b)⑺(2018年版OBR)に […]
2021年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年4月9日 ruadmin 07走者の守備妨害 132:ツーアウト、走者ー・ニ塁。打者が外野へのヒット。外野手がバックホームしたが、二塁走者は本塁でセーフ。捕手は三塁に向かった一塁走者をアウトにしようとしたが、先にホームインした二塁走者に妨害されて、送球できなかった。どう措置するか? 措置:守備の対象である一塁走者を、得点したばかりの走者の妨害でアウト(スリーアウト)にして、打者走者が—塁に到達していたかどうかに関係なく、(二塁走者の)得点を認める。一塁走者は、二塁を越えて三塁に向かったことでフォース […]
2021年4月1日 / 最終更新日時 : 2021年4月1日 ruadmin 07走者の守備妨害 56:走者一・二塁、三塁手はバントに備えて、ベースパスより少し前に位置していた。走者はダブルスチール。打者はバントと見せかけて打ったが、三塁手へのゴロとなった。これを三塁手がトンネルし、打球は三塁手のすぐ後方で二塁走者に当たった。2つのケース:(a)ショー卜は打球に対して守備しようとしていた。(b)ショートは守備する位置にいなかった。 措置:(a)のケースでは、二塁走者はアウト。打球は三塁手の股間を通過したが、他の野手が守備する機会があった。(b)のケースでは、インプレイの状態に置かれる。打球は三塁手の股間を通過し、他の野手も守備する機会がなかった。 […]