181:同点で最終回の裏、ツーアウト走者三塁。打者はスリーストライク目の投球を空振り、捕手はその投球を捕り損ね、大きく横にそらし、ボールはボールデッドの個所に入ってしまった。三塁走者はホームイン。打者は歓喜の余り三塁走者と抱き合って一塁へ進もうとしなかった。アピールもなく両チームは本塁に整列してしまった。さて、このケース、一塁に行かなかった打者走者に球審はアウトを宣告できるのか、それともアピールプレイなのか、もしアピールだとしたら、守備側のアピールの要求をどう処置したらよいか?
措置:規則上、明確な規定はないが、規則5.08 (b)のケースと異なり、球審が自ら打者のアウトを宣告して三塁走者の得点を無効にすることはできない。そのため、アマ内規⑤の「(最終回裏)ツーアウト、(走者三塁)、四球暴投、決 […]