139:ワンアウト走者一塁。走者は盗塁。打者の打球はピッチャーゴロ。投手はそれをはじき、打球は二塁手の方に転がった。二塁手は確かにその打球を守備する機会があった。しかし、打球は二塁手の前で走者に触れた。どう措置するか?

措置:一塁走者はアウトではない。ボールはインプレイである(故意による妨害ではない場合)。次のプレイ140と比較すること。

打球がいずれかの内野手(投手を含む)に触れた(あるいは触れて進路が変わった)後に、その打球が偶然走者に触れた場合、たとえ他の内野手に守備の機会があっても、ボールインプレイである。(5.06 (c)(6)、5.09(b)⑺、6.01 (a)(11))

この理由は、走者は走塁中に進路が変わった打球を避けることは求められていないので、その打球に触れたことでアウトにすべきではないからである。もちろん、内野手に触れて進路が変わった後でも、走者が故意に打球の進路を変えたり、避けられたにも拘らず打球に触れた場合、走者は故意の妨害とみなされる。打球が内野手によって進路が変わったことで走者が故意に妨害しても良いと言うことにはならない。(6.01 (a)(11))