600-80反則行為:走者一塁、投手が軸足を投手板の前にはずした(ボーク)送球が、一塁への悪送球となって、フアウル地域を転々としていたので、一塁走者は二塁を越えて、さらに三塁まで進塁した。このとき、守備側から「一塁塁審がボークを宣告したから、三進した走者を二塁に戻すように」と申し出があった。どう処置されるか。

措置:たとえボークの宣告があっても、一塁走者の三塁進塁は認められる。ボークの球が悪送球(捕手または野手のミスプレイも含む)となった場合は、走者はボークによって与えられる塁より更に進めると思われる塁まで進塁することは自由である。なお、1個の塁まではボークのぺナルティは生きているが、1個の塁を越えてからは、ボールインプレイとなってプレイはそのまま続けられる。つまり、1個の塁を越えてからプレイがあれば、アウトはアウト、セーフはセーフということである。(6 .02aペナルテイ【規則説明1】)

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