500-104試合の進行:強風下の試合で、1アウト走者ー・ニ塁、打球はやや前進守備の遊撃手後方に高く上がったが、風に押し戻されて左翼手との中間に落ちた。走者はそれぞれ1個の塁を進み、打者も一塁に達した。守備側は、インフィールドフライではないかと申し出た。どう処置したらよいか。

措置:申し出は受けられない。特に強風下でのインフィールドフライの宣告は早まってはならない。内野手が落下する打球を捕える構えをとり、しかも容易に捕えることができると判断したときに宣告するようにしなければならない。このケースでは、宣告を遅らせ、打球の最終判断(ヒット)をした審判員の処置は正しい。なお、イ
ンフイールドフライは、審判員が宣告しなければ適用されない。(用語の定義40【原注】【注】)

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