103:ワンアウト走者一塁。打者がヒットを打った。一塁走者は二塁を空過し、三塁にすべりこんでセーフとなった。タイムがかけられた。投手がプレートを踏んでセットポジションに入った後、投手がアピールのため正規にプレートを外した。これを見て三塁走者は本塁へ向かう素振りを見せた。(プレートを外している)投手は三塁へ踏み出し、腕を振って偽投をした(しかし投げなかった)。守備側はまだ二塁にアピールができるか。
措置:できる。走者が三塁へ進んだプレイは打球後に生じた一連の動きであるからアピール権の消滅にはならない。三塁走者への投手のブラフ(踏み出して腕を振ったこと)はプレイまたはプレイの企てにはならない。したがって、二塁でのアピールは認められる。
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19アピールプレイ